CONVERSATION

お客様対談

情理動コミュニケーション代表 オンビ・マシューさんとの対談

2020.08.08 情理動コミュニケーション代表 オンビ・マシューさん

佐藤:こんにちは。佐藤彰太です。本日はスタートアップ支援大学に通われている方の中での成功事例を共有しながら、これをごらんいただいてる方の成功のヒントにつながればという思いを込めて、対談映像をお送りいたします。
本日、ゲストとして招いているのは、情理動コミュニケーション代表のオンビ・マシューさんです。マシューさん、どうぞよろしくお願いします。

マシュー:よろしくお願いします。●(00:40)のマシューです。

佐藤:それでは、早速ですが、今現在マシューさんがされている事業内容を簡単に説明していただけますか。

マシュー:はい。今は大体二つでやっております。一つ目が、主にビジネスに対する営業のプレゼンを教えております。これは普通の情報や、営業トークももちろん含めてあります。二つ目は、ライブ、もしくは動画での講演会の翻訳・通訳の仕事をやっております。

佐藤:マシューさんは実際に今、起業されているんですけれども、起業する前はどういうお仕事をされていたのか、教えてもらえますか。

マシュー:最初はNASAで、ヒューストンで仕事をしていまして、そのところも頻繁にプレゼンをやっていました。そこから、日本に来て、違う国で仕事をしてみて、そこで英会話教師をやっていました。そのときに高校生のスピーチコンテストの指導をして、優勝させていまして、それからシスコに入り、シスコで人材教育とか、社員のプレゼンとかを教えていました。Amazonもやっていました。

佐藤:NASA、シスコ、Amazonで、主に人材育成や、学生にスピーチを教えたり、英語のプレゼンテーションを教えたりということを、ずっとこれまで、何年間ぐらいですか。

マシュー:12年ですね。

佐藤:12年間、されてきたということですね。

マシュー:はい。

佐藤:12年間、そういった素晴らしい企業で活躍されていたマシューさんなんですけれども、なぜ起業に至ったのか。きっかけがあれば何か教えてもらいたいと思います。

マシュー:最初は奥さんが起業していて。

佐藤:奥さまが先に起業して?

マシュー:そうですね。結婚したときに「起業してもいいですか」って、彼女の方が言って、「いいですよ、やっても」と。彼女の家族が結構、起業家がいまして。

佐藤:そうなんですね。家系がもう起業家だらけだった?

マシュー:そうです。自分はどちらかというと、公務員が多かったですね。

佐藤:そうだったんですね。奥さまがまず起業されて、そのとき、マシューさんはまだ勤めていて。

マシュー:そうですね。大手に勤めていました。

佐藤:そこからどういう流れで、マシューさんは起業にしたんですか。

マシュー:長く勤めて、人事の中に異動があったのと、何か仕事がつまらない。結構、この仕事が〓タンダンダン〓(03:28)で終われて、何か違うことやりたいなって思ってきて、起業した方がいいかなと思いました。

佐藤:そのとき、奥さまとかはどういうリアクションだったんですか。

マシュー:やってもいいんだけど、とりあえずこのぐらいの収入を得ないと…。

佐藤:収入ラインがあったんですか。

マシュー:そうそう。収入ラインがあったんです。

佐藤:当時、副業でされていたということですか。

マシュー:そうですね。一応USLの範囲だったので。

佐藤:なるほど。それで実際に「これぐらいの収入を得られるまでじゃないと起業しちゃ駄目だよ」と奥さまから言われて、それを見事クリアして、起業に至ったっていうことなんですね。

マシュー:そうですね。

佐藤:今、実際にこの英語プレゼンの指導をされていたり、英語の通訳や翻訳されていたりとか、昨年とかテッドトークにも出演されていますよね。

マシュー:そうですね。京都の方でテッドトークをやりました。

佐藤:テッドトークいかがでしたか。

マシュー:すごく面白かったです。

佐藤:やっぱ緊張しましたか?

マシュー:緊張しましたね。

佐藤:やっぱり練習通りいかないものですか。

マシュー:そうですね。奥さんも一緒に現場に行ったんですが、「京都の中の人たちで一番良かった」と、彼女が言ってたのを何人も聞いたので、結構良い感じでしたね。

佐藤:さすがですね。人生の中で一度経験できたらすごいじゃないですか。ほとんどの人が経験できない中で、マシューさんは経験されてきて、どういうテーマでされたんですか。

マシュー:そのときのテーマは、いかに早く日本語を習得する●(05:03)。

佐藤:説得力ありますね。〓ヨウジョウ〓(05:06)ですからね。漢字も得意なんですよね。

マシュー:得意です。『薔薇』書けるんです。

佐藤:そうなんですね。それが去年なので、マシューさん、起業して、今2年目ですか。

マシュー:はい。

佐藤:2年目でもうテッド出演して今に至るわけなんですけれども、そんなマシューさんが、起業してから苦労されたこと、とくに1年目に苦労したことがあれば教えてもらえますか。

マシュー:最初、自分のしてるあれで、1対1でやることが結構多かったです。仕事して、空いてる時間にするとか、それで入ってきてやってきたんですけど、ただし、それをどんどんやっていくのであれば、仕事があんまり変わらないので、全部埋まってしまうっていう。

佐藤:そうですよね。フル仕事みたいな。

マシュー:そうです。休みなし。

佐藤:休みなしになってしまうっていうことに対して、1年目はどちらかというと時間が徐々に縛られてきていて、なかなか仕事だけの日々になりかねない状況が、1年目の悩みだったということですね。

マシュー:そうですね。

佐藤:なるほど。それに対して、どういう対策をされたんですか。

マシュー:いろいろ、どういうようなやり方でいいのかっていうところは、英語プレゼンで1対1って、どちらかというと、標準化ができないかなとずっと思っていたので、なかなか変えられなかったんです。

佐藤:誰もが受けても大丈夫なように。

マシュー:そうです。それにしようと思ったらどうすればいいのかって、ずっと悩んでいたんですね。

佐藤:なるほど。1対1でずっと教えていたのを、どのように変化させていったんですか。

マシュー:やり方としては、その人の原稿を見たり、資料見たり、その都度に助言をして、それで磨いてもらったり、●(07:07)してもらって、そのあと、動画見ながら、「こことこことここは駄目よ」と。

佐藤:なるほど。動画で価値提供をしたり、また、1対1で教えていたものを1対多でお伝えしたりしながら、徐々に、サービスの提供を工夫されたということですね。

マシュー:そうですね。

佐藤:それで、よりマーケティングする時間が確保できたり、また、テッドに出演する時間ができたり、あとは翻訳する時間ができたりということで、今2年目突入しているということですね。

マシュー:そうですね。

佐藤:ちなみに、今はもう起業して2年目ですけれども、1年目とはまた違ったステージにきていると思うんです。その中で、これから成長を続けるために、今感じている課題とかはありますか。

マシュー:今二つやっているので、二つとも自分から見ると、まだ中途半端な気がするんですね。例えば、今やっていることは、ある程度、形になっているんですけれども、どこかで、もう少し東京で広げたいなと思っています。なおかつ、遠方の方も興味があるのはあるんですけれども、ちょっとそこはまだ少ないので、行けないんです。どちらかというと、1対1のZoomとかになってしまうので。

佐藤:そしたらまた時間かかってしまいますね。

マシュー:そうですね。なので、その辺りをどうやってこれから展開していくのか。展開してしまうと片方の事業がおろそかになるので…。

佐藤:事業拡大と時間の配分が、次のステージに行くための一つの課題だということですね。

マシュー:そうですね。

佐藤:わかりました。今2年目を迎えて、いよいよ事業拡大のタイミングに来ていると思うんですけれども、その中で、もし、起業したての1年目のマシューさんと、今のマシューさんが、今実際にお会いすることができたら、どういう助言をしたいですか。

マシュー:多分一番大事だと思うのは、同じような悩みを抱えた仲間と会うことが一番いいかなと思います。

佐藤:なるほど。つまりコミュニティーですかね。

マシュー:そうですね。コミュニティーが結構大事です。ネットにはいろんな情報があるんですけれども、同じ仲間になると、やっぱり嫌なんですよね。ある程度、わかってもやれないことはあるので。

佐藤:なるほど。では、最後になりますけれども、今いろんな方にこの動画をごらんいただいていると思うんですが、これから起業目指す方や、今起業されている方に何かメッセージがあれば、動画でメッセージ残していただければなと思います。

マシュー:起業する人には、三つのことが大事かなと思います。一つはやっぱり技術の話で、どうやって実際にものを作って、それで拡大していくのか。多分、これはネットである程度見つければ見つかると思います。
もう一つはやっぱりメンタルのところで、これは〓SS大学〓すごくしっかりやっているので、すごくいいかなと思います。
もう一つは、この二つがあってもなんとかなるんですけど、やっぱりコミュニティー、仲間と一緒に勉強して、いろんな問題ぶつかって、それで励みあって、なおかつ自分にやる気になるので、それは私にとって非常にいいなと思っています。
やっぱり〓SS大学〓はそこがあるので、自分でやらなきゃと思っているから、やっぱり皆さんも、悩んでいる者同士で集まって、なおかつ前向きな人たちを見つけて、一緒にやれば一番いいかなと思っています。

佐藤:ありがとうございました。マシューさん、本日はどうもありがとうございました。

マシュー:ありがとうございました。


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